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アイコン冬が肝心 幼虫対策
目からうろこの"酢水スプレーでゴキブリキャッチ"

テレビコマーシャルでお目にかかるゴキブリ殺虫スプレーは、ゴキブリを一瞬のうちに殺す目的で作られた商品なので、当然ながら強い毒性があります。人間が吸い込めば人体にも有害なので、商品には人間が吸い込まないように注意書きがありますが、ゴキブリは動きがすばしこいので、人間が完全に吸い込まないようにするのは難しいです。

ゴキブリ対策は、第一に外からの進入防止、第二に冬場の幼虫対策、そしてゴキブリがうろつく季節には、人体にも生態系にも無害な方法で捕獲する。これでいきましょう!

ゴキブリ対策

対策1 外からの進入防止

台所の出入り口
外からの出入り口に、食べ物や食べ物の匂いを残さない。出入り口をしっかり塞ぐ。
洗濯物を干す時など
戸を開けている間に外から飛んでくることあり。戸を開けたままにしない工夫を。

対策2 冬が肝心 幼虫対策

幼虫を始末する
"ゴキブリ1匹見かけたら20匹いると思え"といわれるように、ゴキブリを家の中で見かけたら、その卵が越冬して幼虫になり、春以降に成虫になることが予想される。卵や幼虫は冬の間に始末することが肝心。卵を産みそうな場所(特に暗くて湿気の多いところ)をきれいに掃除したら、ドライヤーで熱風を当てておこう。
日に当てて風を通す
卵や幼虫は通風性のない湿っぽい場所を好む。普段あまり開閉しない引き出しは、天気の良い日に陽に当てて風を通そう。

対策3 ホウ酸ダンゴと粘着系商品のちがい

ホウ酸ダンゴ
生態系を破壊することなく、効き目も大きいのでお勧め。ただし急性毒性が強いので幼児の誤飲にはくれぐれも注意を!幼児のいる家庭では、粘着系商品を使うほうが無難です。
粘着タイプの商品
幼児のいる家でも安心して使える商品。ところが、外装が好みに合わないから使わない、という人もいるのです。それならいっそ、きれいな空箱で作っては!簡単に作れて、買うより安上がりです。
  1. 空箱(葬祭返礼でいただくハンカチの空箱など)の蓋の一箇所にゴキブリよりやや大きめの穴を空ける
  2. 箱本体の内底一面に両面テープを張る
  3. 両面テープをはがし、その上にスープの素(固形または粉末のもの〕を乗せる
  4. 蓋をしっかり閉じてゴキブリが通りそうな場所に置く。

対策4 酢水スプレー二刀流でゴキブリキャッチ

自然を生かしたゴキブリキャッチ
環境、家計、健康、快適、簡単! 頭文字のKを5つクリアーした"酢水スプレー二刀流でゴキブリキャッチ"は、市販殺虫剤のように「化学力で殺虫する」のではなく、「酢の強い匂いとスプレーの勢いでゴキブリをあわてさせ、ゴキブリの動きが鈍って動かなくなったスキにゴキブリを捕える」という、目からうろこのゴキブリ捕獲術です!
作り方&使い方
  1. 酢は5倍程度の水(※)で薄めて、2つのスプレー容器に常備しておく
  2. ごきぶりを発見したら、直ちにゴキブリを包む紙と2つのスプレー容器を持って、そっとゴキブリに近づき、ゴキブリの前後左右から交互に(二刀流で)、素早くスプレーする。
  3. ゴキブリはあわてて逃げはじめるものの、酢水スプレーで次々といく手を阻まれるので右往左往する。更にスプレーを続けるうちに動きが鈍る。
  4. ゴキブリの動きが止まりかけたら直ちに、紙で包んで始末する。
※濃度は濃いほど良さそうだが、強い酢はプラスチック容器を劣化させるため、5倍を限度とした。
成功率
わたしの酢水スプレーゴキブリキャッチ成功率は8割程度。これはまさに、ゴキブリと捕まえる人との敏捷性比べのようで、素早さが成功の秘訣といえます。酢水スプレーの代わりに水やヒバ蒸留水(紹介済)スプレーを代用したこともありました。その場合、成功率は酢水よりやや劣る感じはしたものの、7割程度は捕まえましたので、酢水スプレーがない時は水でも良いわけです。
我が家では、ゴキブリを発見した息子が「お母さん、ごきぶり!!」と知らせるや否や、すぐに私が、酢水のスプレー容器2個を取りに行き、そっとゴキブリに近づいて酢水スプレー二刀流でゴキブリを捕まえる、というパターンが殆どです。つまり息子は、私がゴキブリと格闘している間も、ゴキブリをつかまえる時も見物(見学?)していることになり、「酢水スプレーでゴキブリキャッチ」の証人でもあるわけです。

というわけで、次は皆様の家でお試しを!"酢水スプレー二刀流ゴキブリキャッチ"なら、生態系を狂わしたり、化学物質アレルギーを引き起こしたりする心配もありませんので。


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